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- <全国>ネイリストの資格って?~ネイリスト技能検定試験~
ネイリストとして働くにあたって、資格取得は必須なの?
どんな資格なの?資格取得のメリットって?
無資格からの就職と技術習得の方法、資格試験の内容や
専門スクール・通信教育の違いをご紹介します!
ネイリストには義務付けられている「国家資格」はありません。
未経験で、無資格でも働くことは可能なんです!代わりに民間の資格である「JNECネイリスト技能検定」「JNAジェルネイル技能検定」などがあり、それがネイリストの技術レベルの目安となっています。しかしこれはあくまでも目安の資格なので、無くても大丈夫なんです。
ただし、無資格でお客様の施術をするのはとても危険な側面があり、給料アップなどステップアップが困難なのも事実です。
ネイリストという仕事は、プロとして働くには専門的な技術や医学的知識が必要です!そして必要な知識を効率よく学ぶには、資格取得がオススメです!!
~資格取得のメリット~
カリキュラムを受講して検定試験に合格しておくと、
プロとして安全にネイルを施術する知識を持っていることの証明になります。
資格を所持し知識を持つということで深刻な顧客トラブルを避けることができ、またお客様に安心して施術を受けていただける「信頼を得られる」ということが資格取得のメリットです。
それに資格を取得していると、基本給がスタートからプラスされたり、手当がもらえるメリットもあります。
プロのネイリストになるには資格取得がオススメですが、スクールに通う時間がない、お給料をもらいながら学びたいという方は
「認定スクール併設」「資格サポートあり」など研修が充実しているサロンへの応募がオススメ!
ネイルキャリアには、「ネイル検定級をお持ちでない方向け」の求人もたくさんあります!
実際の施術に即した研修が働きながら受講できますので、初心者からでも安心してネイリストデビューできます♪
レッスン期間中もお給料支給なのもありがたいですね。
ネイルサロンには無資格でも採用してくれるサロンもありますが、ほとんどのサロンは最低でも「JNECネイリスト技能検定2級」以上が条件です。
*「絶対このサロンで働きたい!」
*「芸能人御用達のサロンで働きたい」
*「最初から給料が高いサロンで働きたい!」
という具体的な目標をお持ちなら、あらかじめサロンの応募資格を確認し、それを満たす資格を取得しなければなりません。
サロンの応募資格では「JNECネイリスト技能検定2級以上所持者」または、サロン勤務未経験でも「スクール卒以上」の募集が多いのが現状です。
―――就職の際検定級を持っているメリットは?
*「就職できるサロン数が増える!」
*「第一志望のサロンに就職しやすい!」
*「上級の資格所持者は高い手当がつく!」
ネイリストとして早くステップアップしていきたいとお考えの方は、さらに上の資格を目指してどんどん取得していきましょう♪
民間の資格はたくさんありますが、まずは「JNECネイリスト技能検定2級」以上を目指すと就職に活かせます♪
最近ではジェルネイルが主流なのでジェルネイルの検定も取得するとさらに◎
■■■JNECネイリスト技能検定試験
1級を最高とし、1級、2級、3級の段階に分かれています
1級 トップレベルのネイリストとして必要とされる総合的な技術及び知識。
2級 サロンワークで通用するネイルケア、リペア、チップ&ラップ、アートに関する技術及び知識。
3級 ネイリストベーシックのマスター。ネイルケア、ネイルアートに関する基本的な技術及び知識。
★「JNEC技能検定試験2級」は
「サロンワークで通用する知識」を身につけたことを証明する資格となります。
試験方法
各級共通で、筆記試験と実技試験を行います。
受験資格(受験料)
1級:ネイリスト技能検定試験2級取得者のみ (12,500円)
2級:ネイリスト技能検定試験3級取得者のみ( 9,800円)
3級:義務教育を修了した方であれば、どなたでも受験できます ( 6,800円)
試験内容
1級:トップレベルのネイリストとして必要とされる
総合的な技術及び知識。
※合格率は30%と難関!
2級:サロンワークで通用するネイルケア、リペア、チップ&ラップ、アートに関する技術及び知識。
実際にサロンで働けるレベルのケア・アートまでの技術が求められます。
※合格率は40%未満と、簡単な資格ではない。
3級: ネイリストベーシックのマスター。
ネイルケア、ネイルアートに関する基本的な技術及び知識。
※合格率は80%位と取得は比較的簡単。
■■■認定講師資格試験
受験資格(受験料:26,400円)
1)ネイリスト技能検定試験1級に合格し、受験において1級合格認定日(ディプロマに記載された日)より1年以上経過している方。
2)プロネイリストとして実務経験を有する方。
3)JNAの個人正会員であること。
※受験を申し込むには、JNAの個人正会員であることが条件となります。(個人一般会員は対象外)受験申込みと同時に入会手続きを行うことはできません。未入会の方は、あらかじめ受験申込み前に入会手続きを済ませてください。(入会申込書が届いてから会員証の発行まで約2週間かかります)
4)受験日において満二十歳以上であること。
5)当協会発展の為に尽力くださる方。
6)「JNA 認定校」を卒業している方。
※JNA認定校以外で学ばれた方はJNA認定校「ネイル専門学科」に於いて「ネイルケア」及び「ネイルイクステンション」の実技時間を計20時間以上有するカリキュラムを受験手続前までに修了していること。
7)「ネイルサロン衛生管理士」の資格を取得している方。
8)「ジェルネイル技能検定試験上級」の資格を取得している方。
9)「仮合格者勉強会」「条件付合格者勉強会」に必ず出席できる方。
10)どのような場面でも日本語による十分なコミュニケーション能力がある方。
11)過去3年の間にJNA主催の全日本ネイリスト選手権(地区大会を含む)「プロフェッショナル部門ネイルケア又はフレンチスカルプチュア」に出場していること。
試験内容
実技試験、筆記試験(JNAの各種活動内容や組織等について他)、面接
■■■JNAジェルネイル技能検定試験
試験方法
初級、中級は筆記試験と実技試験を行います。
上級は実技試験のみです。
受験資格(受験料)
初級:義務教育を修了している方であれば、どなたでも受験出来ます。(9,900円)
中級:初級合格者(13,200円)
上級:中級合格者(16,500円)
試験内容(受験料)
初級 :ネイルケアのベーシックマスターとジェルネイルを施術するために必要な基礎的知識と技術の修得
◆実技試験◆
<第1課題(35分)>
(両手10本)ネイルケア(手指消毒、ポリッシュオフ、ファイリング、キューティクルクリーンまで)
<インターバル(5分)>
第1課題の片付け、第2課題の準備等
<第2課題(60分)>
(左手5本)ポリッシュカラーリング(赤)
(右手5本)ジェルカラーリング(赤)
(右手中指)ジェルアート…ジェルカラーリングの赤に映えるジェルアート(ピーコック)を施す
◆筆記試験(30分)◆
■ネイルに関する基礎知識
衛生と消毒、爪の構造(皮膚科学)、爪の病気とトラブル(爪の生理解剖学)、ネイルケアの手順など
■ジェルネイルに関する基礎知識
※ネイリスト技能検定3級以上を取得していれば実技試験第1課題を免除する。
(実技試験第1課題免除者は、第1課題終了時の状態に仕上げておく)
中級 :ネイルケアとジェルネイルを施術するためにプロとしてサロンワークに必要な専門知識と技術の修得
◆実技試験◆
<開始前>
右手5本 ネイルケアを済ませた後にジェルカラーリング(真赤)
左手5本 1週間前からネイルケアを していない状態(カラーリングなし)
<第1課題(30分)>
右手5本 施術なし
左手5本 ネイルケア ポリッシュカラーリング(真赤)
※第1課題免除者はこの状態からスタート
右手5本 ジェルカラーリング(真赤)
左手5本 ネイルケアが終了している状態、ポリッシュカラーリング(真赤)
<インターバル(5分)>
第1課題の片付け、第2課題の準備等
<第2課題(85分)>
右手
■ジェルオフ:5本
■ジェル・グラデーション:4本(中指以外)
■ジェルイクステンション:1本(中指)
(クリアスカルプチュア)
左手
■ポリッシュオフ:5本
■ジェル・フレンチカラーリング:5本
<筆記試験(30分)>
■ネイルに関する基礎知識:衛生と消毒/爪の構造(皮膚科学)/爪の病気とトラブル(爪の生理解剖学)
ネイルケア・ジェルネイルの手順/その他実践的施術全般/プロフェッショナリズム 等
■ジェルネイルに関する基礎知識
上級 :ジェルネイルのスペシャリストとして必要とされる総合的知識と技術の修得
◆実技試験(85分)◆
手指消毒後、指定された5本の指にイクステンションを施す
右手人差指 ジェルクリアスカルプチュア
右手中指 ジェルクリアスカルプチュア
右手薬指 ジェルチップオーバーレイ+デザイン(テーマ:フラワー)
左手中指 ジェルチップオーバーレイ
左手薬指 ジェルチップオーバーレイ+フレンチルック
※使用するチップの色は、ナチュラル又はクリア
※スタイリングは、スクエアオフ。長さは5mm〜10mm程度(ネイルベッドの倍)
※イクステンションに使用するジェルは、ハードジェル、又はソークオフジェル(ソフトジェル)のクリアを使用すること
★中級の取得で
「サロンワークに必要な専門知識と技術の修得」をしたという証明になります。
最近ではジェルネイルが主流なのでJNEC2級に加えてジェル中級も取得しておくと就職しやすくなります。
資格取得が就職に圧倒的に有利!
資格取得のための学び方は、「スクール通学」と「通信教育」があります。
~スクール通学~
メリット○
*直接技術を目で見て学べ、実践に即した実技指導を受けられる
*分からないところ、苦手なところを納得いくまで教えてもらえる
*一緒に学ぶ仲間がいるので心強くモチベーションが上がる
デメリット×
*費用が高額
(スクールによって差はあるが、20~100万円程度)
*通うことが難しい人には向かない
~通信教育~
メリット○
*費用がスクールに比べて格安。
(講座によって差はあるが、5~20万程度)
*スクールと同等レベルの教材が届く。
*単発のスクーリングがある。
*育児の合間や仕事の合間など、自由な時間に受講可能なのですきま時間に学びやすい。
デメリット×
*一人でコツコツできる方向き。モチベーションを保てないと挫折してしまうことも。
*実体験のトレーニングが受講の他に必要。
*講師に直接聞ける機会が少なく、実技の上達がスクールと比べて難しい
*DVDなどでは実際の技術の詳細までは分からない。
―――通信講座の内容が改善!
通信講座は、デメリットの部分が目立っていて上級の検定を目指すのが難しいと思われがちでしたが、最近はかなり改善されています!
■教材の内容やカリキュラムが研究されている
■検定試験対策などをする事で合格率が向上
■デメリットとして、直接講師の指導を受けれない点があったが、スクーリング制の導入で直接スキルチェックをして貰える環境が整っている
―――eラーニング導入の教材も!
2017年からヒューマンアカデミーでは従来のDVD学習にプラスして「eラーニング」が導入されました。
eラーニングが導入された事で、スマホやタブレットがあれば、いつでもどこでもストリーミング再生で学習できる様になり、
ちょっとした隙間時間にネイル教材の動画を再生して学習する事ができるので合格率UPに繋がっています!
通信講座でもネイリスト検定1級取得が目指せます!
スクール通学・通信教育にそれぞれの良さがあります。あなたの生活スタイルや重視するポイントにあったものを選び、楽しく資格取得を目指しましょう♪
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